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まるで食材をそのまま頬張っているような濃厚本格派ジェラート「ともみジェラーto」

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笑顔のステキなともみさんが月・火曜日のみ営業するレアなジェラートショップ 

全国的に厳しい寒さが続いた冬もようやく終わり、心地良い春の気温になってきましたね。
今回取材させていただきました「ともみジェラーto」さんは五条通りにあるカフェ&バー「喫茶テン」さんのお店を月・火曜日のみ間借りして営業されているという本格派ジェラートショップ。なんでも選ぶ食材に並々ならぬこだわりがあるとか。春の訪れとともに食べたくなるジェラートのお話を、ステキな笑顔で出迎えてくださったともみさんに伺いました。

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アンティーク小物などで彩られた、お酒も楽しめるおしゃれなバーカウンター

生産者の思いを汲み取ることで美味しいジェラートが生まれる  

――早速ですがともみジェラーtoさんのジェラートへのこだわりとは?

基本的に国産の食材で美味しいジェラートを作りたいという思いがありますね。あとは農業経験が無かったこともあり少しでも食材について知ったり感じたいと思ったので、できるだけ現地に行って直接生産者の方にお会いしてお話を伺うようにしています。
様々なことをお話ししているうちに、ジェラートに落とし込んだ時にどうしたら食材の味が引き立つかなとアイデアを浮かべながら、生産者の方の思いを大事にして作っています。その方が美味しくなるんじゃないかなって。常に「美味しく作りたい!」という気持ちを込めています。

あとは一番美味しい時期の食材でジェラートを提供したいので、常に旬のものを使って作っているところ。ジェラートの種類は定番のミルク味を除くと、週替わりのパフェなど期間限定商品ばかりなのでお越しになる際はSNSをチェックいただくといいかと思います。

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この日は旬の苺と京都宇治の吉田銘茶園様の抹茶を使用した「苺抹茶ティラミスパフェ」がお目見え!

――いつ訪れても新鮮な気持ちで楽しめるところがいいですね!

そうですね。私も楽しみながら作っているところがあって、例えば小松菜とかネギ・玉ねぎとか、ちょっと珍しいメニューもあるんですけど。

――野菜のジェラートですか!味が想像できないですね!

この「小松菜のジェラート」なんかは小松菜をそのまま食べるより小松菜感のある風味に仕上がっていますよ!使ってみたことのない野菜や果物に対しての好奇心とか、この食材はどんな風にしたらジェラートとして美味しくなるかな?って考えることがとても楽しいです。

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小松菜のジェラート。小松菜独特の風味がダイレクトに感じられるのに、レモンの風味で爽やかに味付けされていてさっぱり美味しく食べられました。

国産の食材で美味しいジェラートを作りたい!  

――ともみさんは元々岐阜でジェラートショップを営んでいたんですよね。

はい!もともと岐阜の大垣という場所で7年間ジェラートを作っていました。その時は今の「国産の素材を使ったジェラート」というスタイルとは異なっていて、岐阜県内の農家さんの食材を使っていました。その時から農家さんに直接会って思いやお話を聞くことが好きでしたね。

その時はコストのことも考えて時には安価な海外のピューレやフルーツの缶詰も使用していました。だけど働いていくうちに、もっと妥協せずに自分の作りたいジェラートを作ってみたい!という思いが芽生えて行ったんですね。そのためには当時の未熟な自分のままじゃダメだ!と思い1年間イタリアに修行に行きました。  

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――ーーーなるほど!そういった経緯があったのですね。イタリアではどんなことを学びましたか?

フルーツを使用したシャーベット系やミルクなどのクリーム系など日々様々なジェラートを作りながら勉強していましたが、一番の学びは「食材の大切さとダイレクトに伝わる味、そして国によってちがう食材そのものの味」でした。どんな食べ物でも、美味しい食材なくしては本当に美味しいものは作れない。「国産の食材で美味しいジェラートを作る」という今のスタイルに直結していますね。

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――イタリアで学んだ経験があったからこそできたジェラートなんですね。帰国されてから京都にお店を構えようと思ったのは何故ですか?

まず第一に、本当に美味しい日本の食材で作ったジェラートを日本の方、そして海外の方にも食べてもらいたい!という思いがありました。東京か京都で考えていたのですが、京都は国際的な土地で海外の観光客も多く、近未来的すぎないところが決め手となり京都にお店を出すことにしました。

たくさんの人に支えられながら、人と人をジェラートでつなぐ 

――来店されるお客さんはどんな方が多いのですか? 

女性が多いですがスイーツ好きな男性も来てくださいます。常連さんも来てくださいますし、最近は新規のお客さんや、お仕事終わりに来てくださる方もいらっしゃいますね。
そういえば、年末にお客さんがいらっしゃった際にお手紙をいただいたことがありまして…

――お手紙ですか!?それは嬉しいですね。

はい。「いつもともみさんのジェラートを食べて癒されています」と。
「何でこんなに美味しいんですか?」と言いに来てくださる方もいたりして(笑)。わざわざ言葉にして伝えてくださることが本当に嬉しいですね。
食材を提供していただいている生産者さんにも食べて欲しいので、いつも作ったジェラートをお送りするのですが「美味しい!」と言ってくださって追加で購入してくれる方もいらっしゃいますね。

――ともみさんのお人柄あってこそですね!そういえばジェラートのカップやエプロンにもついているイラスト、すごくインパクトがありますね。

はじめに自分で作った時はシンプルなロゴを作っていたんですが、素人なので限界もあり…趣味でやっていたバンドのリーダーがデザインもできる人だったのでコンセプトから含めてお願いしました。「ともみジェラーto」の「to」は生産者さんと私とお客さん、お客さんからお客さんの大切な人へのつながりを作るという意味があります。
イラストは京都の「よーじや」さんのようなインパクトを目指しましたね。文字がなくてもあの笑顔だけでジェラートを連想してくれればいいなと。

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――これから挑戦してみたいことはありますか?

ジェラートを通して海外の方にもっと「日本の美味しい食材」を知ってもらえるような取り組みがしたいと思っていますね。
基本的にはこれからもずっと美味しいものを追い求めて、色んな食材を使ってジェラートを作っていたいです!

一口食べるとその味の濃厚さに目が覚めました!素材の味がどこまでも広がっていって、農家の風景が浮かぶようでした。お一人で営んでいる苦労も感じさせず、常に笑顔で接してくれるともみさんだからこそ生産者さんや常連さんとのつながりも濃く、人々に愛される美味しいジェラートが生まれるんですね。何度でも新鮮な気持ちで食べたくなるジェラートです!  (文:木村/写真:山本)

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ともみジェラーto店主 森兼 ともみさん 

1983年7月生まれ。岐阜県大垣市出身。岐阜で7年間ジェラートショップを営んだ後、イタリアで1年修行。京都七条にお店をオープン後移転し、五条通りの喫茶店で月火のみジェラート屋をオープン。美味しいものを食べることとお酒を呑み歩くのが好き。たまに似ていると言われる芸能人はマナカナ。

ともみジェラーto 

京都市下京区植松町731 小林ビル2階
営業日 月・火曜日
営業時間 13:00〜22:00
http://tomomigelato.jp/