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kanda食堂のお弁当・お惣菜

食べれば食べるほど、体の内側から健康になれる「kanda食堂」

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自身の体験を元にたどり着いた、唯一無二の健康メソッド 

烏丸通りから仏光寺通りを少し東に進むと見えてくる「kanda食堂」の看板。野菜たっぷりのヘルシーなお弁当がリーズナブルに楽しめるとSinQスタッフの間でも人気のお店です。今回そのこだわりをオーナーの神田さんに伺ってきました!

kanda食堂の日替り弁当
こちらは「健康美彩・バランス弁当」。日によってメニューが変わるため、毎日通っても飽きません!その日のメニューはkanda食堂さんのブログで毎日紹介されていますよ。

「食べたいもの」ではなく「体が喜ぶものを」  

――kanda食堂さんのお弁当は品数が多いですよね。

今日のお弁当は、彩り野菜麻婆がメイン。他には黒酢を使ったきんぴらや高野豆腐、イカのフライを入れています。ご飯は十六穀米。全部で35〜6種類の食材を使っていると思いますよ。    

――ひとつのお弁当に30種類以上も!品数だけじゃなく、食材の数も豊富。

野菜だけでなく、たんぱく質もしっかり摂れるように毎日メニューを考えています。あとこだわっているのが食べる順番。お弁当には必ずワカメの酢の物を入れているので、それから食べてほしいですね。

――それはどうしてですか?

食事って食べた順番から体に吸収されるんです。だから、いきなり揚げ物を食べたりすると血糖値がグーッと上がってしまうんですよ。そのため、血糖値の上昇を抑えるワカメの酢の物を最初に食べて欲しいんです。そして次に野菜、お肉料理、炭水化物の順に食べていただければ。食べる順番も考えながら、毎日メニューを考えています。

kanda食堂さんの健康通信
お弁当と一緒に付いてくる「健康通信」。耳寄りな健康情報が記載されていますよ。要チェックです!

――食べ方まで計算尽くされているお弁当とは!今日は他にもたくさん料理を用意していただいていますが、どれもおいしそうですね!

今日用意しているのは、セロリのきんぴらと、京風ラタトゥイユ、明太子と出汁巻の高菜チャーハン、そしてビビンバチャーハンです。全部うちのオリジナル料理なんですよ。

――どうやってレシピを考えているんですか?

頭にパッと浮かぶんですよ。ぐっと集中して考えていると、ふと頭に降ってくる感覚です。レシピが思い浮かんだら、まず頭のなかで料理してみます。これとこれを合わせたら、こんな味になるかな?という感じで。実際、想像通りの仕上がりになりますよ。

――頭の中で味まで予測できるなんて…。想像できない世界です。

日替りのお弁当と彩ごはんは頭でレシピを組み立てるのですが、定番のお惣菜は何年も試行錯誤しながら完成させました。その経験が生きているんでしょうね。

――美味しくって体にもいいお弁当。女性人気が高そうですね。

女性はもちろん、医療関係の方やダイエット中の方にも人気です。3食のうちの1食をうちのお弁当に変えて、半年で8kg痩せた方もいますよ。

――それはすごい!

どうしても自分が食べたいものを優先すると、唐揚げ弁当とかになっちゃうじゃないですか。うちでは「みんなが食べたいもの」ではなく「体が喜ぶもの」を置くようにしているんです。うちのお弁当は消化がとにかくいいので、食後に胃が重くなったり、眠くなったりしないんですよ。「ちょっと調子が悪いな」「お昼から仕事を頑張りたいな」って時に選んでくれると嬉しいですね。

kanda食堂さんのお弁当・お惣菜集合
セロリのきんぴらは、セロリの清涼感ある風味が絶妙!京風ラタトゥイユは、お出汁が染みた油揚げが最高です!ビビンバチャーハンは、ピリ辛風味で体がしっかり温まります。
kanda食堂さんのぬか漬け
自家製のぬか漬け。ぬかには玄米に含まれる栄養素がたっぷり含まれています。玄米を炊くのは大変ですが、ぬか漬けなら簡単に玄米の健康成分、今注目の発酵パワーを得られるんです!「サラダ代わりに食べてほしい。ぜひぬか漬けだけでも買いに来て」と神田さん。

生きるか、死ぬか、究極の状況で実感した食の大切さ  

――昔から食に興味があったんですか?

全然!昔、化粧品会社で働いていたのですが、当時は食のことなど全く興味がありませんでした。料理している暇があったら、仕事!って感じでしたね。シングルマザーだったので、自分が働かないと誰にも頼れなかったというのもあったし。でも、食生活の乱れが影響して病気になってしまって…。呼吸困難が続いて、2〜3歩ほど歩いただけで息ができないほどだったんです。

――そこまで深刻になってしまったんですね。そこから食の勉強を?

そうですね、自分が死なないために始めました。病気の大きな原因は食生活の乱れにあったし、病院の薬では症状が良くならなかったので、食を見直すことで自分の免疫を高めるしかないと考えたんです。そこから8カ月かけて自分の体を実験台にしながら、いろいろ試してみました。今ではすっかり完治しています。

――病院でも治らなかったのに…食の力ってすごい!そこから自分でお店を立ち上げたんですね。

病気をしてもただでは起き上がりません!病気をしたのにも何か意味があると思うんですよ。どうして病気になったのか、どうやって回復したのかという経験を自分のものだけにするのではなく、周りとも共有したいと思ったんです。

――kanda食堂と一緒に「ルポ マルディ」というサロンも経営されているんですね。

「毒素を出して、いいものを取り入れる」という考えを基本にしたサロンです。化粧品会社で働いたり、メイクアップの講師を経て予防医薬の一環としてエステを行なっています。もともとkanda食堂は、エステのお客さんのために始めたお店でした。エステで毒素を出して、カフェで体にいいものを取り入れてもらうという流れを提供していたんです。今はコロナの影響でカフェもエステもお休みしていて、お弁当の販売だけですけどね。

ルポマルディ看板
「ルポ マルディ」は、フランス語で「火曜は定休」という意味なんだとか。意外ですよね。「ルポ マルディという音の響きが、明るくて楽しい感じで気に入ったんです」と神田さん。昔は本当に火曜日が定休だったみたいですが、今は日曜日が定休日とのこと。

――美も健康もトータルで叶えてくれる場所ですね。 

そうなんです。私自身、昔はコンプレックスが多くて辛い思いをしてきました。でも自分を磨くことで、周りの反応がどんどん変わっていったんです。「世の中ってこんなに明るかったの?」って身分が上がったような気持ちでした。
当時は美容のおかげで「ダメな自分が変われた」と思っていたのですが、よくよく考えてみると、周りの環境や人に言われたことがトラウマになって、「自分はダメだ」って思い込んでいただけだったんです。私はもともと、ダメな人間ではなかった。自信をつけてそのトラウマを取り払うことで、元の自分に戻れただけなんです。そのことに気づいてから、同じように悩んでいる女性の助けになりたいなって考えるようになりました。

――今はコロナでエステやカフェなどお休みされているかと思うのですが、コロナが落ち着いたらどんなことに挑戦してみたいですか?

お料理教室やうちで作っているお出汁の販売など、いろいろありますが特に力を入れたいのが子どもたちの食育。今ちょうど、1〜3歳の子どもたちが通う幼児教室に給食を提供しているんですよ。「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、体も子どもの頃に基礎が作られると思うんです。しっかりした体や脳を育むためにも、小さい頃にバランスの良い食事をしっかりと摂ってほしいですね。  

――子どもたちにとって食は大切ですもんね。

好き嫌いが多く食の細い子がいたのですが、うちの給食を3ヶ月食べるうちにどんどん進んでご飯を食べられるようになったんです。自宅でもしっかり食べてくれるようになったって、親御さんも喜んでくれました。
体にいいものってあまり美味しくないイメージがありませんか?でも料理の工夫次第でどどんな食材でも美味しくできるんです。好き嫌いなくなんでも美味しく食べる、そんな子どもたちが一人でも増えてくれたらいいですね。

kanda食堂さん店舗
 ビルの間を進んでいくと、奥にkanda食堂さんがあります!

油は常に新鮮なものを使ったり、添加物を使わず料理したりと見えない部分でも、健康への心配りが行き届いているkanda食堂さん。今回、お話を聞いて食の大切さを改めて実感。「自分が今食べたいもの」ではなく「体が喜ぶもの」という視点を大切に、口にするものを選んでいきたいと思いました。コロナがおさまったら、ぜひエステに行ってみたいです!(文:高原/写真:山本)

神田ゆみさん

kanda食堂 店主 神田 ゆみさん 

京都市生まれ。女性下着メーカーや化粧品会社の勤務を経て、kanda食堂(Rerpor Mardi(ルポ マルディ))を立ち上げる。調理師、エステティシャン、日本ホリスティック医学協会専門会員、国際薬膳食育士、基礎心理カウンセラーなど、さまざまな顔を持つ。

kanda食堂/ Rerpor Mardi(ルポ マルディ)

京都市下京区上柳町344集栄堂ビル1階奥
TEL 075-352-7282
定休日 日曜日
営業時間 11:30〜21:00(テイクアウトのみ)
https://ameblo.jp/kanda-syokudo/